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2013年1月31日木曜日

記事抜粋:「リターゲティング広告」再考


今広告業界でも主流の手法になっているリターゲティング広告についての基本的なエッセンスが書かれた記事がありましたので共有します。今後もリタゲの需要は大きくなっていくと思うので。

■リターゲティング広告 5つの基本

1. ストーカーになってはいけない
あるサイトをコンバージョンせずに離れたあと、そのブランドがインターネットのあちこちで追い掛け回してくる経験は誰しもあるはずだ。その気になるどころか、単純に気持ちが悪い。リターゲティングする期間を長くとることは、予算を無駄遣いするだけでなく、ブランドにもダメージを与えかねない。

⇒この部分については、クッキーの保持期間、リストごとにクリエイティブのだし分け、フリークエンシーである程度は調整できますが、リタゲが逆にブランドイメージをマイナスにしかねない場合もあるため慎重な運用が必要です。

2. 重複リターゲティングしてはいけない
複数のリターゲティング業者を使っていたとすると、同一ユーザーへの広告配信のためにそれぞれが競合してインプレッション単価が引き上がり、媒体費を無駄遣いしてしまう。

⇒使用している媒体全体のオーディエンスの重複を考慮しないと上記のようになってしましまいます。最低限、媒体ごとに保有してるオーディエンスを理解していことは必須ですね。

3. リターゲティングはサイトリターゲティングだけじゃない
ある履歴を持つオーディエンスグループに対して行う広告をリターゲティングと呼ぶとするとたくさんあります。

⇒例えばメルマガ流入・検索流入・ディスプレイ流入、流入元によってユーザーのモチベーションも異なります。そこを理解して入札・クリエイティブを考える必要がありますね。

4. 誰彼かまわずリターゲティングしない
ウェブサイトに訪れるユーザーはそれぞれ違います。例えば、EコマースサイトのDVDのページに訪れたユーザーは、そのサイトの人材募集のページの訪問者より価値があると言えます。

⇒サイト全体で見ても、TOPで離脱するユーザー、フォームまでいって離脱するユーザーそれぞれです。3、と同じくこれらをリスト化してだし分けする必要があります。

5. ビュースルーコンバージョンをお忘れなく
賢いマーケターはビュースルーアトリビューションといった、ディスプレイ広告をクリックせずにコンバージョンしたユーザーの貢献度を集計するような、これまでとは違う種類の指標に注目しています。

⇒このアトリビューションについては近年注目が浴びていますが、計測できる環境を整えるハードルが高いです。今後長い目で見た際に僕が所属している会社でもこの計測ができるような環境作りが必要です。

とても良い記事だと思うので時間あるときにでもご覧下さい。

http://www.admarketech.com/2013/01/rethink-retargeting.html

2013年1月30日水曜日

ニュース:IMJが2012年実施のネットユーザー調査をまとめた「Digital Marketing Data Book 2013」公表

リスティング広告とは直接関係はないのですが、NIKKOさんへ広告代理事業を移管したIMJさんが、先日ネットユーザー調査をまとめた「Digital Marketing Data Book 2013」を発表してます。 リスティングを運用する上で、当たり前ですが、ユーザー視点に立ちキーワードの選定諸々することが大切ということで共有でします。

内容としては、インターネットユーザーがどのような行動をとっているのか、インターネットがユーザーにどのような変化をもたらしているのか等々、様々な角度から分析しています。 

年代別での特徴として一部抜粋。 

■20代 
・ソーシャルメディア上の友人数が最も多く、友人のコメントがきっかけで商品に興味を持つ 
・PCでのサイト閲覧頻度は最も少ないが、スマートフォンでの閲覧頻度は最も高い。 
・サイト閲覧後、商品購入に向けて最も気持ちが変化する世代。サイトでは商品/サービスの詳細情報を最も見ている。 

■30代 
・メルマガやソーシャルメディアを見て商品を購入したことがある割合が最も多い世代。 
・他世代に比べ最もオンラインショッピングを利用している世代。 
・他世代に比べサイトに20分以上滞在しているユーザーの割合は高くなっている。また、サイト内でポイントを貯めている割合が最も低い世代。 

■40代 
・他世代に比べFacebookへの写真投稿経験が最も多く、反対にmixiへの投稿が最も少ない。 
・他世代に比べメルマガに登録している割合が最も高い。 
・オンラインショッピングでの購入金額が最も高い世代。 

■50代 
・スマートフォン保有意向が最も高い世代。 
・60代以降はインターネットの信頼度が20代に次いで高い。 
・60代は他世代に比べ「サプリメント購入」のデジタル化率が最も高い世代 

などなど、興味深いデータが盛りだくさんです。全部見るのに時間がかかりそうなので、時間のある時にでもご覧ください。 

http://www.imjp.co.jp/press/assets/201301/20130129_DigitalMarketingDatabook_2013.pdf

2013年1月29日火曜日

記事抜粋:アドワーズエディターで広告のスケジュールを一括設定

広告のスケジュール設定とは何ぞやということなのですが、一言でいうと時間帯によって配信設定を変更できる機能になります。 

たとえば、午前中はCVRが高く、午後はCVRが低くなる場合は午前中は通常設定している入札価格の140%UP、午後は配信しない、等の設定ができます。 

この機能はyahooリスティング・googleアドワーズともについており、キャンペーン単位での設定になるのですが、これがほんとに設定が大変なのです。。。キャンペーンの数が多ければ多い程、時間がかかり、私もよく泣きそうになっております。 

今回、カルテットコミュニケーションズさんのブログでアドワーズエディターを使い一括で設定する方法が書かれていたので共有します。 

①アドワーズエディターをキャンペーンタブで表示 
②[ファイル]-[スプレッドシートをエクスポート]-[現在のビューをエクスポート]を選択 
③エクスポートされたCSVファイルを開き「Ad Schedule」列を編集する 
編集例: 
上限クリック単価の 150% で、火曜日の午前 10 時から午後 2 時まで掲載。 
⇒(Tuesday@150%[10:00-14:00]) ※エディターの入力形式 
④[ファイル]-[CSVのインポート]-[ファイルから]で設定済みのファイルをインポートする 

これは知らなかったので、ほんと感謝です。。。かなり役に立ちます。。。 
キャンペーンの数が多い場合はほんと便利です。


http://quartet-communications.com/info/listing/8817

2013年1月28日月曜日

記事抜粋:海外向けリスティング広告事例 「え!?こんなサイトからコンバージョンするの??」

海外向けリスティング広告のブログに、こんなサイトからコンバージョンするの??っていうサイトからコンバージョンしたケースが取り上げられていたので共有します。 

もちろん配信に関してはディスプレイネットワークです。何かしら自社サイトと関連性のあるブログやニュースサイトに配信されるのがディスプレイネットワークになります。 

■ケース1.ニュースサイトからのコンバージョン 
ポータルサイト(日本でいうYahoo!やMSNのような)に広告が表示され、そこからサイトにアクセスしてコンバージョンするケースが多く見られました。 

⇒これはポータルサイトの認知度・信頼度が大きく左右されると思います。たとえば、個人が作ったニュースサイトに表示される広告と、yahooに表示される広告、どっちを信用しますか?となれば、おそらく後者になると思います。ディスプレイネットワークでは配信先を絞れたり、逆に配信先を除外できたりもするので、効果の良い配信先には強化配信。反応が悪いサイトには入札を下げる等のコツコツ地道な作業が必要ですね。 

■ケース2.SNSサイトからのコンバージョン 
日本のmixi等のように海外にもいくつものSNSサイトが存在します。そこからコンバージョンを獲得するケースもありました。 

⇒FACEBOOKのリターゲティング広告諸々、SNS内での広告配信は無視できなくなってきました。私の会社では積極的にSNS内での広告配信は行っていないので今後精査した上で拡大する見込みがありそうです。 

■ケース3.パークドメインからのコンバージョン 
業界で知名度のある会社のサイト名と類似しているパークドメインからコンバージョンしたケースがありました。例えば、知名度のあるサイト名が「sample.jp」で、コンバージョンしているパークドメインが、 
samples.jp 
sample.com 
sample-jp.com 
上記のような、似てるけど微妙に違うドメインからのコンバージョンです。 

⇒これはかなり珍しいケースですね。URLで打ち間違えて、とんだ先に目的のサービスがあった、みたいな相当稀なケースです。 

なんにせよ、狙った配信先にしっかり配信されてるかどうか(管理画面で配信先サイトは閲覧できる)、また結果から新しい配信先を見つけるなどの地道な努力が大切ですね。あくまで戦略的に配信できるよう心がけます。。。 


http://www.s-bokan.com/blog/listingadvertisement/globalppc-placement.html

2013年1月25日金曜日

ニュース:facebook-リターゲティング広告の概要

facebook広告のリターゲティング広告が一般公開されたようです。
おそらく利用頻度は多くなりそうなので簡単に概要をお伝えします。 


一言でいうと、サイトに来訪したユーザに対して、その後でfacebook内でもそのユーザーを追跡してサイトの広告をだせまっせ! ということになります。 

今、主に使用しているgoogleリマーケティングについては、当たり前ですがgoogleが提携するネットワーク内でのみ広告の掲載が行え、facebook内にはもちろん広告は掲載できませんでした。 

ただ、今回facebookがリターゲティング広告を実施することで、おそらくユーザーの滞在時間が長いSNS内で、且つ、一度サイトに来訪した見込みの高いユーザーに対して広告を掲載することができます。 

セグメントについても、TOPまで来訪したユーザー、フォームまで来訪したユーザー、等々の切り分けもできるようです。 

ただ、参照サイトにも書かれていますが、サイト内のポリシー表記等は必須になるかなと思います。今後、外せない広告になっていきそうです。。。 


http://webmarketinga.posterous.com/facebookpc

2013年1月24日木曜日

ニュース:yahooリスティング-広告(説明文)の文字数が変更されます。

yahooリスティングの広告文のディスクリプション(説明文)にあたる箇所の文字数が変更されます。実施日は2月12日となっているのでそろそろですね。 

ディスクリプション(説明文)の変更は以下になります。 

・変更前-33文字以内 
・変更後-33文字以内 or 38文字(19文字×2行)以内 

対象は3デバイス全てとなっているようです。 
既存の33文字以内広告については2013年秋頃に終了するとのこと。 

YDNでは既に上記の仕様となっており、広告を作成する際に33文字か38文字の広告タイプを選択する仕様も見たところ現状のYDNと同じのようです。 

他にも上記の変更に伴って、レポートの表示項目や広告コピー、プレビュー画面も変わるみたいです。爆速な感じで機能追加を行ってく感じですね。 

38文字タイプの広告が追加されるため、そこをチャンスと捉えて広告文の刷新を行うこともあるかと思うのですが、33文字タイプが終了になった際に現在のまま広告文(33文字)を回していた時にどういった対処がされるのかが気になります。。。秋なのでまだ先ですが・・・。なんにせよ変化に柔軟に対応する必要がありそうです。 


http://listing.yahoo.co.jp/support/release/2013/0123.html

2013年1月23日水曜日

記事抜粋:Google AdWordsのキーワードツールで表示される「おおよそのクリック単価」の詳細

社内でもよく、「大体のクリック単価いくら?」って聞かれることが多く、その都度キーワードツールの数字を見つつ「googleが算出したおおよそ数字ですよ」ってやりとりを僕もよくするのですが、その「おおよそ」ってなんぞ?といことが阿部さんのブログに書かれていました。 

google曰く。 

おおよそのクリック単価は、Google検索ネットワーク上のすべての掲載順位でのクリック単価を平均した額であり、実際のクリック単価ではありません。また、おおよそのクリック単価は実際に請求される金額を保障するものではありません。実際のクリック単価は広告の掲載順位によって変わります。 

つまるところ実際のクリック単価ではなく、掲載してみないとわかりませんってことになります。競合の出稿状況にも影響されるし、広告のスコアによっても変動するかと思います。 

このブログを見るまでどういったロジックで算出しているのか私も知りませんでした。。。 

阿部さん曰く「普段何気なく利用しているデータなども実際にはどのように算出しているのかなど、常に疑問をもって掛かる意識は本当に重要」と書かれています。 
これはどの業務においても言えることではないかなと思います。自分自身肝に免じます。。。 


http://sem-labo.net/blog/2013/01/23/0781/

2013年1月22日火曜日

記事抜粋:スポンサードサーチのプレミアムポジション枠「5件」でSERPsが占拠

もうご存じの方と多いとは思いますが、yahooリスティングの検索結果のプレミア枠と呼ばれるリスティング上位ポジションが5枠になりました。多くのBIGキーワードで5枠になっております。 

リスティング広告だと5枠になったことで下位の枠がプレミアに入る、もしくは、現状プレミアに入れていた広告の選択肢が増えてしまう等々、諸々変化があるのですが、それ以上に問題なのオーガニックの検索結果がほぼみえておりません。。。 

ファーストビューに表示されるオーガニックの検索結果が減ったことで、流入減少等の影響があると思ったため共有します。 


http://www.gootami.com/archives/3334

2013年1月21日月曜日

記事抜粋:iPadをはじめとするタブレット端末へのリスティング広告配信はどのように対処すべきか?

LICの阿部さんの記事にタイトルについて書かれていたので共有します。 

私も最近はじめてタブレットを購入致しました。いやー便利です。 
PCを起動する回数が減っちゃいました。 
阿部さんのブログの中でも「ECサイトの中には、タブレット端末経由のユーザーの総収益がiPhone経由のユーザーの総収益をも凌駕している」と書かれています。このようにタブレット端末のサイトへの流入が増加するにつれてリスティング広告でできることはないか、と述べられています。 

TDの工夫、諸々あるにせよ、結論はあくまで現段階ではPCと切り分ける必要はないとのことです。ただ、あくまで現段階の話です。実際のところ、PCとタブレットでは広告掲載箇所が異なっていたりと、サイトによって極端にタブレット端末での流入が多い場合については施策をこうじる必要はあるかと思います。 

今後のタブレット市場の拡大には目が離せません。 


http://sem-labo.net/blog/2013/01/21/0780/

2013年1月9日水曜日

記事抜粋:「最上級の表現」広告の掲載について

最上級の広告表現についての記事があったのでチョイス。

リスティング広告の広告文でよく使いたくなる「業界NO,1」「日本最大」等の文言がありますが、Yahoo!リスティング、Googleアドワーズ共に最上級の表現を広告文に含ませるのは基本的には審査でNGになります。 

理由は単純にどの広告も最上級をうたっていればユーザーが困惑するからです。 
ただ、これらの最上級の表現を入れる方法もあります。 

■yahooの場合はバナー広告は特に何もしなくてもOKですが、テキスト広告文については以下の条件を満たせばOKになります。 

(1) クリエイティブ内に第三者によるデータ出典・調査機関名および調査年月が明記されていること。ALT テキストのみは認められません。 
(2) 調査データが最新の1 年以内のデータであること 

■Googleアドワーズはテキスト広告文、バナー広告において、以下の条件を満たしていればOKです。 

サードパーティによる客観的な根拠が広告で宣伝されているウェブサイトに提示されていない場合、「最高」、「ナンバーワン」、またはそれに類する誇張表現を含む広告テキストは許可されません。サードパーティによる客観的な根拠は、サイトと無関係の第三者または第三機関のものである必要があります。お客様の声はサードパーティによる客観的な根拠とは見なされません。 

つまり、Googleアドワーズも同様に第三者による客観的な根拠がないと掲載出来ないようですが、この場合、広告文内でその根拠を明示しなくても、リンク先のページにその根拠となるデータを明示する事が出来れば掲載OKになるようです。 

できれば広告文でも使いたいところなので、事実であるならどんどん掲載していきたいですね。


 http://www.i-m-c.co.jp/ad_column/?p=1052

2013年1月8日火曜日

記事抜粋:運用がラクになる...かもしれないAdWords一括編集の使い方

2012年の11月に改良されたAdWordsの管理画面での一括編集機能について分かりやすくまとめられていた記事があったので共有します。 

1. フィルタ機能の併用 
たとえば、コンバージョンが発生していない高コストワードのCPCを一律で10%下げる等の処理を管理画面上で一括で行えます。 

2. 広告テキストの一括変更 
AdWords Editor に頼らなくても管理画面で柔軟に変更が可能。 

3. パラメータの一括変更 
表示URLやリンク先URLも一括変更可能 

2,3についてはAdWords Editorでも同様の機能があるのですが、1についてはAdWords Editorにはない機能なので効果的に活用していきたいですね。 


http://www.admarketech.com/2013/01/adwordsbulkedits.html

2013年1月7日月曜日

記事抜粋:2013年、リスティング広告業界の展望

あけましておめでとうございます。今年もたくさん吸収していきます!
LICの阿部さんのブログで2013年のリスティング業界の展望と題した記事がありましたので一発目の記事とさせていただきます!

・スマートフォンとタブレット 
2013年のトピックとして目が話せないのがスマートフォンを主体とした新しいデバイスの普及。2013年はタブレットの躍進も目が離せない。米国などでは既にサイト訪問者の一定数以上(10%以上)がタブレット経由という結果もでている。2013年はPCの検索からタブレットやスマートフォンに流れていく傾向がより顕著に表れる年であろう。 

・ローカル検索 
スマートフォンを利用するユーザーの実に91%が地域情報を検索するという。スマートフォンが今以上に普及すれば、地域情報の検索ボリュームが増加するのも必然的とも言えるだろう。スマートフォンで地域情報を検索するユーザーは緊急度が高いということを忘れてはいけない。 

・商品リスト広告(PLA) 
商品リスト広告(PLA)が最重要になるのが2013年だろう。PLAとはGoogleマーチャントセンター(Google Merchant Center)に紐付けられた広告が商品画像とともに表示されるのが商品リスト広告。これまでの商品リスト広告は最大公約数で狙うのが主流だったが、今年はより具体的な最適化が求められる年になるだろう。 

興味あれば目を通してみてください。 
http://sem-labo.net/blog/2013/01/07/0774/